• "納税"(/)
ツイート シェア
  1. 橿原市議会 1999-03-01
    平成11年3月定例会(第3号) 本文


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成11年3月定例会(第3号) 本文 1999-03-10 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 160 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長森本平雄君) 選択 2 :  ◯議長森本平雄君) 選択 3 :  ◯事務局次長笹田郁雄君) 選択 4 :  ◯議長森本平雄君) 選択 5 :  ◯議長森本平雄君) 選択 6 :  ◯議長森本平雄君) 選択 7 :  ◯議長森本平雄君) 選択 8 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 9 :  ◯議長森本平雄君) 選択 10 :  ◯議長森本平雄君) 選択 11 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 12 :  ◯議長森本平雄君) 選択 13 :  ◯議長森本平雄君) 選択 14 :  ◯議長森本平雄君) 選択 15 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 16 :  ◯議長森本平雄君) 選択 17 :  ◯議長森本平雄君) 選択 18 :  ◯議長森本平雄君) 選択 19 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 20 :  ◯議長森本平雄君) 選択 21 :  ◯議長森本平雄君) 選択 22 :  ◯議長森本平雄君) 選択 23 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 24 :  ◯議長森本平雄君) 選択 25 :  ◯議長森本平雄君) 選択 26 :  ◯議長森本平雄君) 選択 27 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 28 :  ◯議長森本平雄君) 選択 29 :  ◯議長森本平雄君) 選択 30 :  ◯議長森本平雄君) 選択 31 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 32 :  ◯議長森本平雄君) 選択 33 :  ◯議長森本平雄君) 選択 34 :  ◯議長森本平雄君) 選択 35 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 36 :  ◯議長森本平雄君) 選択 37 :  ◯議長森本平雄君) 選択 38 :  ◯議長森本平雄君) 選択 39 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 40 :  ◯議長森本平雄君) 選択 41 :  ◯24番(住友 均君) 選択 42 :  ◯議長森本平雄君) 選択 43 :  ◯総務部長(植田育宏君) 選択 44 :  ◯議長森本平雄君) 選択 45 :  ◯議長森本平雄君) 選択 46 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 47 :  ◯議長森本平雄君) 選択 48 :  ◯議長森本平雄君) 選択 49 :  ◯議長森本平雄君) 選択 50 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 51 :  ◯議長森本平雄君) 選択 52 :  ◯議長森本平雄君) 選択 53 :  ◯議長森本平雄君) 選択 54 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 55 :  ◯議長森本平雄君) 選択 56 :  ◯議長森本平雄君) 選択 57 :  ◯議長森本平雄君) 選択 58 :  ◯議長森本平雄君) 選択 59 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 60 :  ◯議長森本平雄君) 選択 61 :  ◯議長森本平雄君) 選択 62 :  ◯議長森本平雄君) 選択 63 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 64 :  ◯議長森本平雄君) 選択 65 :  ◯議長森本平雄君) 選択 66 :  ◯議長森本平雄君) 選択 67 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 68 :  ◯議長森本平雄君) 選択 69 :  ◯議長森本平雄君) 選択 70 :  ◯議長森本平雄君) 選択 71 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 72 :  ◯議長森本平雄君) 選択 73 :  ◯議長森本平雄君) 選択 74 :  ◯議長森本平雄君) 選択 75 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 76 :  ◯議長森本平雄君) 選択 77 :  ◯議長森本平雄君) 選択 78 :  ◯議長森本平雄君) 選択 79 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 80 :  ◯議長森本平雄君) 選択 81 :  ◯議長森本平雄君) 選択 82 :  ◯議長森本平雄君) 選択 83 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 84 :  ◯議長森本平雄君) 選択 85 :  ◯議長森本平雄君) 選択 86 :  ◯議長森本平雄君) 選択 87 :  ◯議長森本平雄君) 選択 88 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 89 :  ◯議長森本平雄君) 選択 90 :  ◯議長森本平雄君) 選択 91 :  ◯議長森本平雄君) 選択 92 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 93 :  ◯議長森本平雄君) 選択 94 :  ◯議長森本平雄君) 選択 95 :  ◯議長森本平雄君) 選択 96 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 97 :  ◯議長森本平雄君) 選択 98 :  ◯議長森本平雄君) 選択 99 :  ◯議長森本平雄君) 選択 100 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 101 :  ◯議長森本平雄君) 選択 102 :  ◯議長森本平雄君) 選択 103 :  ◯議長森本平雄君) 選択 104 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 105 :  ◯議長森本平雄君) 選択 106 :  ◯議長森本平雄君) 選択 107 :  ◯議長森本平雄君) 選択 108 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 109 :  ◯議長森本平雄君) 選択 110 :  ◯議長森本平雄君) 選択 111 :  ◯議長森本平雄君) 選択 112 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 113 :  ◯議長森本平雄君) 選択 114 :  ◯議長森本平雄君) 選択 115 :  ◯議長森本平雄君) 選択 116 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 117 :  ◯議長森本平雄君) 選択 118 :  ◯議長森本平雄君) 選択 119 :  ◯議長森本平雄君) 選択 120 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 121 :  ◯議長森本平雄君) 選択 122 :  ◯議長森本平雄君) 選択 123 :  ◯議長森本平雄君) 選択 124 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 125 :  ◯議長森本平雄君) 選択 126 :  ◯議長森本平雄君) 選択 127 :  ◯議長森本平雄君) 選択 128 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 129 :  ◯議長森本平雄君) 選択 130 :  ◯議長森本平雄君) 選択 131 :  ◯議長森本平雄君) 選択 132 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 133 :  ◯議長森本平雄君) 選択 134 :  ◯議長森本平雄君) 選択 135 :  ◯議長森本平雄君) 選択 136 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 137 :  ◯議長森本平雄君) 選択 138 :  ◯23番(青木光治君) 選択 139 :  ◯議長森本平雄君) 選択 140 :  ◯建設部長(樫本正彦君) 選択 141 :  ◯議長森本平雄君) 選択 142 :  ◯議長森本平雄君) 選択 143 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 144 :  ◯議長森本平雄君) 選択 145 :  ◯議長森本平雄君) 選択 146 :  ◯議長森本平雄君) 選択 147 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 148 :  ◯議長森本平雄君) 選択 149 :  ◯議長森本平雄君) 選択 150 :  ◯議長森本平雄君) 選択 151 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 152 :  ◯議長森本平雄君) 選択 153 :  ◯議長森本平雄君) 選択 154 :  ◯議長森本平雄君) 選択 155 :  ◯市長安曽田 豊君) 選択 156 :  ◯議長森本平雄君) 選択 157 :  ◯議長森本平雄君) 選択 158 :  ◯建設部長(樫本正彦君) 選択 159 :  ◯議長森本平雄君) 選択 160 :  ◯議長森本平雄君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               午前10時13分 開議 ◯議長森本平雄君) これより、本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。 ────────────────────────────────────────               日程第1 常任委員の選任 2: ◯議長森本平雄君) 日程第1、常任委員の選任を行います。  常任委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長において指名いたします。  職員をしてその所属、氏名を総務、文教、厚生、建設各常任委員会の順に発表いたさせます。 3: ◯事務局次長笹田郁雄君) 議長の命により発表いたします。  総務常任委員会委員、尾形義彦君、浜田紀子君、石井基之君、馬場 前君、竹田清喜君、上野 勇君。  文教常任委員会委員、松田文治君、杉井康夫君、長谷川雅章君、岩佐広子君、広田順則君、住友 均君。  厚生常任委員会委員、岡 史朗君、福井達雄君、増田喜代信君、矢野敏雄君、槇尾幸雄君、青木光治君。  建設常任委員会委員、平沼 諭君、和田正博君、樫本利明君、高見精一君、森本平雄君、細川佳秀君、井上龍将君。  以上です。 4: ◯議長森本平雄君) お諮りいたします。ただいま発表いたしましたとおり、それぞれの常任委員会の委員に指名することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5: ◯議長森本平雄君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれの常任委員に選任することに決しました。  ただいま選任されました各常任委員会の正副委員長の互選を行うため、本会議休憩中に各常任委員会を招集いたします。  総務常任委員会は議長室に、文教常任委員会はロビーに、厚生常任委員会は委員会室に、建設常任委員会は応接室にそれぞれご参集願います。
     それでは暫時休憩いたします。               午前10時14分 休憩              ──────────────               午前10時16分 再開 6: ◯議長森本平雄君) それでは休憩中の本会議を再開いたします。  休憩中に各常任委員会で、それぞれ正副委員長の互選を行っていただきました。結果をご報告申し上げます。  総務常任委員長に竹田清喜君、同じく副委員長に馬場 前君。  文教常任委員長に広田順則君、同じく副委員長に岩佐広子君。  厚生常任委員長に福井達雄君、同じく副委員長に青木光治君。  建設常任委員長に和田正博君、同じく副委員長に井上龍将君がそれぞれ互選されましたのでご報告申し上げます。 ────────────────────────────────────────              日程第2 市長の施政方針演説 7: ◯議長森本平雄君) 日程第2、平成11年度の市長の施政方針演説を聞くことにいたします。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 8: ◯市長安曽田 豊君) 21世紀をいよいよ目前に控えまして、平成11年度の施政方針を述べるに当たり、市政を担当してまいる重責を、改めてここに感じておるところであります。  ご承知のとおり、我が国は今、きわめて困難な状況に直面しています。さまざまな分野において抜本的な大改革をも迫られております。その第一と考えられます経済問題では、昨年度に国が大型の総合経済対策を打ち出され、景気回復を第一目標とした抜本策を推し進めておられます。その内容は、大型の減税をはじめとして、従来型の公共投資とともに、情報・通信・教育・福祉・環境など、広範な分野への公共投資も積極的に行い、質的に異なった新しい経済の活性化を目指すものであります。  しかし、小渕首相の諮問機関である、経済戦略会議の最終答申によりますと、景気が持続的な回復を遂げ、国の財政状況が安定するまでには、なお10年を要する見通しでありまして、少なくとも今後数年間、不透明な経済情勢が続くことは避けられないものと見られています。  我が国の総合経済対策に応ずるため、私ども地方行政が取り組むべき課題は、差し当たって「地方分権」と「財政構造改革」の二つの課題であると存じます。  私どもにとっての地方分権とは、これまでとかく中央集権的、行政本位であった市政のあり方を、市民本位で市民参加の市政に見直すことに、ほかなりません。言いかえますと、国と地方のかかわり方を考え直し、どうすれば地域住民が安全な環境の中で、豊かな福祉を享受できるかを見つめ直すことであります。  また、財政構造改革とは、地方財政すなわち市財政の抜本的な健全化であります。地方公共団体の財政は今、地方税収や地方交付税支出の低迷により、財源不足に見舞われております。減税に伴う減収の補てんや景気対策への対応のため、財源不足を補う地方債の増発が続き、きわめて厳しい状況を迎えております。これを根本的に改革し、将来にわたる健全な財政を確立してまいることが、すなわち地方における財政改革であります。  このような中における橿原市の財政状況でございますが、ご多分に漏れずきわめて厳しい状況にあります。特に不況に伴う税収の低迷や、昨年の台風被害による出費増などもあり、私の就任前から抱えてまいった多額の市債償還が、ここへ来て将来の大きな負担となる現状にあります。そして今年度には、歳出の抑制や行財政の簡素化、効率化が強く求められるほか、状況を的確に判断した行政執行が厳しく要求をされております。  したがいまして今年度の予算につきましては、一定の余力と活力を慎重に残しつつ、21世紀を迎える方向でまいりますのが正しい考え方でないかと思考し、今年度の予算を編成した次第でございます。  しかしながら、橿原市は奈良県の中核都市として、各方面から要請されている責務のほかに、市域における行政を自主的、かつ総合的に行ってまいる責務がございます。高齢化社会に向けた総合的な地域福祉施策や生活関連社会資本の整備を推進してまいる責務もございます。  したがいまして、橿原市新総合計画を着実に推進し、21世紀に引き継げる橿原市を創造するために、市長1期目の在職最終年度における重点施策は、いま次の6点にあると考えるものでございます。  福祉関係を一つといたしまして、「各世代が安心して生活できる福祉社会の実現へ」でございます。  2番目には防災、都市施設整備関係として、「各世代が憩い、安心して活動できる街の実現へ」でございます。  3番目は、教育関係といたしまして、「学び、集い、楽しむ子供・大人たち 教育、学習環境の実現へ」でございます。  4番目は同和対策関係でございます。「人はみな平等 社会の実現へ」でございます。  5番目は、環境保全関係でございます。「空、水 きれいな環境の実現へ」。  6番目は、情報公開、行財政改革関係でございます。「開かれた行政、簡素で効率的な行政の実現へ」でございます。  これらの重点施策を基本として計画的に推進していくとともに、これまでの諸課題につきましても引き続き財政状況を鑑みながら精力的に取り組んでまいりたいと考えております。  以下、重点施策ごとに概略を述べさせていただきます。  その1番目、「各世代が安心し、生活できる福祉社会の実現へ」でございます。  現在、我が国は世界にも例を見ない速さで高齢化が進んでおります。本市も例外ではなく、高齢化が急速に進んでおります。本市の策定した新総合計画によると、65歳以上老年人口が平成19年に2万3,000人に達し、なお増える予想であります。これだけの老年人口を地域で支え、長く安全に守り抜くことが並大抵の努力で実現するとは思えません。また、例えば高齢者問題でも都市部、過疎部それぞれに異なった問題があり、これからの福祉行政は全国一様の対応では一層困難となりつつあります。地域、地域ごとにそれぞれ異なった高齢者問題、ニーズがあり、橿原市は橿原市独自の取り組みと施策が必要になります。市民の皆さんと行政がより一層知恵を出し合い、手を携えて問題解決に当たらなければ、21世紀の高齢者社会は乗り切れないと考えております。  このような状況下での福祉対策としましては、これまでに平成4年度に老人保健福祉計画、平成8年度に高齢者保健福祉実施計画、また平成9年度に策定した障害者福祉基本計画に基づき障害者福祉実施計画の策定を進める等、これらの計画に基づき、各分野における各種サービスの実施に積極的に取り組んでいるところでございます。新年度におきましても、訪問入浴サービス等の在宅福祉の充実を図っております。障害者(児)福祉の充実についても、少しでも暮らしやすい、安心できるような街づくりに向けて着実に進めてまいりたいと考えております。その一つとして、重度の身体障害があってデイサービスを利用できない方のために、今年度から月2回の訪問入浴サービスや、これまで市内に3カ所であった福祉作業所を1カ所増設するための予算措置を講じております。平成12年度から実施される介護保険への取り組みは、介護保険制度の安定した財政運営と円滑な事務が遂行できるよう、介護サービス基盤の整備、要介護認定、被保険者管理事務等の適正・円滑な実施等に向けて、適切かつ十分な準備措置を図れるよう昨年度に引き続き措置をしております。特に10月からスタートする要介護認定につきましては、その実施に当たり円滑な事務処理に取り組めるよう、事務処理システムの導入を図っております。介護サービス基盤の整備については、すでに策定しております老人保健福祉計画に基づき、着実な進展を図っております。今年度は、入所80床、短期入所8床、通所15床規模の施設を増設するかなはし苑に対して老人保健施設設置補助金を措置しております。また、入所30床、短期入所10床を増設する香久山インパレスに対しまして民間社会福祉施設整備費補助金を措置しております。  老後の介護をどうするか、これが最大の不安要因になっております。高齢になった親を家族で介護したいと思っても、長期化すれば、家族は肉体的、精神的、経済的に重圧となってまいります。このような負担を軽くするために、例えれば昼間だけ家族の手を離れて過ごす。そこで入浴や食事サービス、日常動作訓練を受け、夕方自宅に帰る施設であるデイサービスセンターを、在宅福祉サービスの拠点としていきたいと考えております。そのため、デイサービスセンターと在宅介護支援センター、学童保育所等の複合型施設を、各小学校区単位に整備することを目標として年次ごとに進めております。平成11年度は、鴨公小学校区で鴨公地区公民館と、今井小学校区で今井保育所とのデイサービスセンター、在宅介護支援センター、訪問看護ステーション、学童保育所等の複合型施設の建設事業費を予算措置したところであります。また、白橿地区にもデイサービス施設を設置するため、基本設計等に対する予算措置も講じております。そして、民間社会福祉施設に対する補助としましては、今年度デイサービス、在宅介護支援センターを設置する橿原園に対して民間社会福祉施設整備費補助金を措置いたしております。  次に、児童福祉といたしましては、昨年度秋の台風7号により園舎が損壊した川西保育所と、昨年度から年次的に取り組んでいる今井保育所の建設事業費を計上しております。両施設とも保育園舎とともに放課後児童対策施設(学童保育所)を併設して開設をいたします。本市は、これまで民間設置による学童保育所に対しまして補助による拡充を図ってきておりますが、今後も既設の保育所の拡充とともに、個々の地域の状況に応じた対策を進めてまいりたいと考えております。  少子化対策とともに、働く母親と女性の社会参加を促す条件整備の一助として、すでに取り組んでいます保育所の開所時間延長事業を、より充実するための施策も講じております。この事業は、早朝と夕方の保育時間の拡大を行うもので、これまで公立1カ所、私立6カ所で行っておりますが、地域の実情、要望に応じて対応する保育所を拡充していくため、予算措置を図りました。  次に、健康増進対策といたしましては、これまでから取り組んでおります「健康管理システム」のデータをもとに、生活習慣改善の教育、相談等の一次予防に重点を置き、「健康家族で福祉を支えよう」をスローガンに、がん検診等の検診業務への受診率アップや、各種生活習慣改善対策事業と連携をさせながら、基本健康診査をより充実させ、「自分の健康は自分でつくる」を目標に、必要な予算措置を講じております。また、昨年度から実施しております土曜日、日曜日、祝日、年末年始の、深夜から早朝までの小児を中心とした救急医療診療時間の延長を今年度も引き続き実施をいたします。そして、核家族化した世代の子育て不安の解消や多様なニーズに対応するため、多方面からの情報提供が受けられるよう、すこやか子供相談業務等の充実も図っております。このような事業は保健センターで実施しておりますが、これまで駐車場が不足し、利用される市民の皆さんにご不便をおかけしておりましたが、今後は昨年度に完成した畝傍御陵前駅東駐車場を、検診、相談等でお越しになる場合は、時間制限はございますが、無料でご利用いただけるように措置をいたしております。その他、昨年度から実施して好評を得ております国民健康保険被保険者に対する脳ドック検診ですが、受診者の費用負担を軽減するための助成を、今年度も引き続き実施し、受診者数の定員を増やす措置を行っております。  2番目の「各世代が憩い、安心して活動できる街の実現へ」でございます。  まちづくりの基本は、人が人として大切にされ、健やかに暮らし、文化を次世代に継承する豊かな地域社会を築くことでございます。このような社会を築くためには、各世代が憩い、安心して活動できる街であることが必要でございます。  平成7年1月の阪神・淡路大震災から4年。あの日の早朝の揺れは今でも忘れられないものでございます。予想もしない規模の都市直下型地震の破壊力、消火活動もままならない大火災の恐ろしさを経験して、災害に備える街づくりの必要性が強く認識されております。また、昨年度の秋に本市に大きな被害をもたらした台風7号。このような自然災害に直面した時に、常日ごろから災害を想定して備える等、地方公共団体が果たさなければならない責務に非常に大きなものがあります。本市におきましても、阪神・淡路大震災以降、防災に強い街づくりの取り組みを年次的に進めてまいっております。防火用水や飲料水を貯留する耐震性貯水槽の設置、災害時の備蓄物資の購入、指定避難所の耐震診断、災害時にお互いに協力応援する大阪府羽曵野市、和歌山県田辺市との応援協定の締結等に着手し、年次的に進展を図ってまいりました。  平成11年度におきましても、前年に引き続き事業の進展を図っていくわけでございますが、特に今年度から、災害時に威力を発揮する防災行政無線に着手いたします。この事業は、平成11年度と12年度の2カ年間の予定をしており、初年度に当たる今年度は詳細設計に着手をいたします。防災行政無線のシステム内容は、市役所と消防署、警察署、水道、電気、電話などのライフライン関係機関や、指定避難所、地区公民館、現場等をネットワーク化し、情報を迅速に収集し、的確な対応の実現を目指します。また、災害時に使用する物資の等の備蓄を今年度も引き続き充実を図り、本庁舎第2駐車場に設置した防災倉庫に備蓄し、緊急時に備えております。そして、災害時に大切な近所同士が助け合う地域ぐるみの体制づくりである、自主防災組織の育成に引き続き取り組んでまいります。この他、今年度も引き続き指定避難所になる学校体育館の耐震診断を行うための予算措置をも行なっております。  橿原市は、藤原京・大和三山に代表される豊かな歴史・自然と、交通の要衝としての地の利を活かし、中南和の拠点都市として、県下第二の都市として着実な発展を遂げております。この成果は、これまでの先人の皆様方の努力のたまものであります。私たちは、このすばらしい街・橿原市をより向上させ、安全で、快適で、さまざまな地域から人々が訪れ活き活きした交流を生み、新たな文化を生み出すための条件整備に取り組むことが重要になります。しかしながら、現状の橿原市は全国的な経済情勢の悪化に伴う税収入の減収等により、財政的に非常に苦しい状況にあります。その中で、条件整備のための都市基盤整備としては、まず市民生活に直結する事業を最重点として、優先度を考慮して計画的に取り組みを進めてまいりたいと考えております。そのため、どの事業におきましてもそれぞれ重要性、必要性を考え、現在の財政状況から、事業の延伸、着手時期の先送りなどの措置を講じてまいることもございます。しかし、基本的には道路、河川、土地区画整理等の都市基盤整備を進めることは、地域経済の活性化、商工業の活性化につながり、ひいては地方公共団体の安定化につながるものと考えております。  道路行政の全体的なビジョンとしては、現在、本市では広域幹線道路である京奈和自動車道、南阪奈道路、国道165号大和高田バイパス、国道169号橿原・高取バイパス等の基幹道路計画は進展しておりますが、これらの事業について、国、県並びに関係市町村とも積極的に連携を図り、事業の早期完了に向けての協力を図ってまいりたいと考えております。これらの基幹道路に連結してまいります中和幹線、国道24号大垣線、八木停車場木原線等のアクセス道路についても、市の責務として事業進展を図ってまいります。  平成11年度の市の事業としては、道路新設改良事業として国道24号大垣線、飛騨ふるさと公園線、県道常盤線等の事業進展を図り、田原本大垣線、曽我町小綱町線、土橋4号線等の工事等を進め、市民生活の利便性のアップを図ります。  街路事業では、桜井市までの間で顕著に変わってきております中和幹線について、平成12年度での完了を目指し、今年度も精力的に取り組む所存でございます。このほか、歴史的地区環境整備(今井地区)、八木停車場木原線等にも年次的に取り組んでまいります。  橋りょう新設改良事業では、県の寺川改修事業とリサイクルプラザ建設事業に関連して、竹田大橋の新設事業を12年度までの2カ年事業として着手をいたします。  河川改良事業では、昨年度に引き続き準用河川であります高所寺川の改修事業を行い、平成12年度に完了するよう予定しております。また、市民生活に直結する排水路維持や道路維持についても、必要箇所の改修等が行えるよう予算措置を行ったところでございます。  市内に13ある駅周辺地域整備事業では、以前から着手し順次整備を終えてまいってきております。今年度も橿原神宮西口駅、金橋駅、新ノ口駅で事業進展を図れるよう措置をいたしております。また、駅前の放置自転車対策としては、駅周辺地域整備事業と同時に駐輪場を設置し、周辺環境の保全に取り組んでおります。八木駅前ほか4駅周辺を放置自転車禁止区域に指定し、放置自転車の撤去委託で対応しておりますが、11年度中に坊城駅周辺も禁止区域に指定する予定であり、その必要経費を措置しております。  土地区画整理事業では、昨年度に北妙法寺土地区画整理がほぼ終了し、今後の経済効果が期待されるところでございます。また、五条野土地区画整理、八木駅北土地区画整理を今年度も引き続き実施してまいります。そして、本市の重点事業であります八木駅南土地区画整理事業でございますが、本市玄関口にもあたり、完了すれば経済的にも、また都市景観上にも多大な効果が期待できるものであります。そのため早期完了を目指して、今年度も換地作業、用地購入等に積極的に取り組んでまいります。また、計画中の地下駐車場建設は、財政事情等も考慮しながら区画整理事業全体の進捗状況にもより、次年度以降に取り組む計画をいたしております。  都市形成上大切なことは、道路等の基盤整備とともに市民の皆様が年齢、体力に応じて気軽にスポーツ・レクリェーションを楽しめるよう、場所や施設の提供を図っていくことが地方公共団体の大切な務めと考えております。近年特に健康づくりへの関心が強く、スポーツ・レクリェーションの機会を求める要請が高まってきております。一人ひとりがみずからの健康状態や体力に合わせて無理なく、気軽にスポーツ活動ができる生涯スポーツ環境をつくっていくことが求められております。  橿原運動公園では、今年度から全面芝を張り詰めた多目的広場が利用できるようになりました。運動公園では、これまでに総合プール、硬式・軟式野球場、ソフトボール場、テニスコートなどの施設が完了し利用に供しております。多目的広場は、ボール遊びやたこ揚げなど、幼児とともに家族全員で遊べる、憩える空間としてご利用いただけるものと考えております。運動公園はまだ整備計画途中でもありますので、今年度も引き続き事業進展を図る予算措置を講じております。  この他、橿原神宮内の深田池周辺を整備し、ウォーキング、ランニング、そして家族で水に親しんでいただけるよう、水環境整備事業として今年度に委託料を計上、次年度から整備に着手する予定であります。  スポーツ部門で橿原市全体を見ますと、これまでに南西部分に運動公園、南東部分に香久山体育館、ほぼ中心に中央体育館、北東部分に葛本街区公園がございます。しかしながら、北西部分にはポイントとなるスポーツ施設がなかったわけでございます。そのため、北西部分の核とするべく曽我川緑地の公園整備を進めたわけでございます。昨年度から曽我川緑地体育館の工事に着手をしており、工事期間は2カ年を要しますが、完成の暁にはバスケット、バレーコート、武道場等の機能を有したスポーツ・レクリェーション体育館になり、生涯スポーツ施設として市民の皆様に利用していただけるものと確信をしておる次第でございます。  重要課題であります地域経済の発展には、道路、施設の基盤整備とともに商工業の振興、観光の振興は欠かせないものであります。市内の幹線道路網の整備や道路沿道の区画整理、駅前整備等に関連して商業の誘致、地場産業の育成を図っていく必要がございます。そのため、商工会議所とも連携を図りながら中小企業の経営基盤強化のため、特別小口融資、経営診断相談業務等を継続してまいります。また、宮崎物産展、東京物産展等にも継続して取り組み、商工業者の販路拡大の一助にしてまいりたいと考えております。  観光の振興については、昨年度に引き続き商工会議所、観光協会とも連携して、総合的な観光行政を進めてまいりたいと考えております。本市は、大和三山、橿原神宮、藤原宮跡、今井町といった歴史的、文化的遺産の観光資源を有しております。そして周辺市町村にも数多くの観光資源があります。そのため周辺市町村とも連携をとり、一体的な取り組みとしての万葉歴史ウォーク&トークなどを実施し、観光資源をアピールしてまいりたいと考えております。地元に密着した『橿原夢まつり』『神武祭』などに継続して補助し、市民の皆さんの四季折々の楽しみにしていただきたいと考えております。  老朽化する市営住宅に対応するため、昨年度から着手している北妙法寺団地の建替事業が本年度に完成をいたします。また、市民の皆さんの墓地要望に対応するため、以前から香久山墓園で計画的に墓地の築造、販売を実施しております。今年度は120基の墓地築造を予定をいたしております。  その3、「学び、集い、楽しむ子供・大人たち 教育、学習環境の実現へ」でございます。  次の世代を担う児童、生徒達が健全に育ってもらうため、教育環境整備に全力で取り組んでまいっております。市の財政事情から、すべてを一気に片づけることはきわめて困難であります。しかしながら、急ぐものから着実に手をつけ、年々計画的に順次工事を進め、次代を担う子供達の教育環境を一歩一歩整備していくことを基本方針に考えております。  幼児教育では、すべての幼児がその成長・発達段階に即した幼児教育を伸び伸びと受けることのできるように、施設面の整備とともに障害がある子供に対応する講師配置にも取り組んでおります。  学校教育の期間は、生涯教育の基礎づくりを担うものとして、国際化や情報化に対応できる資質を養うために大切な時期であります。行政に対しましては、児童生徒の一人ひとりの個性や能力を伸ばし、自主性や創造性を培うことのできる教育環境をつくりだし、ゆとりと魅力ある教育環境をつくりだすことを求められています。橿原市は、高度成長期には大規模な人口増加を経験し、特に義務教育施設の不足という状態を解消することを目標にしてまいりましたが、近年は人口増加傾向の衰退、少子化などにより、児童と生徒数が減少を続け、学校施設に量的な余裕を生じつつあります。ただ、学校施設が築後約20年以上を経過しており、老朽化した施設への対応として、大規模改造工事に年次的に取り組んでまいってきたところでございます。今年度は前年度に引き続き新沢小学校の大規模改造工事に取り組みますが、厳しい財政事情から、今後予定する大規模改造工事の延伸を、残念ながら余儀なくされてきております。  施設面においては、財政事情から延伸等の措置を講じておりますが、子供達に直接関係する教育内容、環境はおろそかにすることはできません。そのため今年度も重点的にいじめ・不登校対策講師を全小学校・中学校へ配置し、生徒の心の悩みなどに対応する心の教室相談員を4中学校に、カウンセラーを3中学校に配置をいたします。このほか障害を持つ児童・生徒が充実した学校生活を過ごせるように障害児対応講師を派遺したり、外国人による生の英語教育のための外国青年の招致事業などの人的面と、各校園長、教員、保護者の三者が一体となって、特色と魅力ある教育、地域に開かれた学校・園づくりを進める一助にしていただく学社交流推進事業や魅力ある学校づくり事業の委託などがあります。また、芸術文化鑑賞会事業などのソフト面と、ハード面では現状の施設を維持するための屋上防水工事、屋内体育館耐震補強工事、放送設備工事等を予定いたしております。さらに、今年度から小学校・中学校の給食室の安全を期するため、専門業者による警備保障の委託費を計上したところでございます。  近年、自由時間の増大や生活水準の向上や人口の高齢化に伴って、より広い知識や体験への欲求、文化、芸術への興味など、市民の学習意欲が旺盛になっています。このような状況にあって、市民生活のあらゆる場と機会において行われる社会教育が一段と重要性を増し、市民の生涯学習活動を支える中心としての役割が市に期待をされているところでございます。そこで、「生涯学習推進講想」に基づきまして、多様な学習機会の提供に努め、現在、中央公民館、地区公民館、体育館、万葉ホール、図書館、婦人青少年会館、老人センター「千寿荘」などにおいて、青少年、女性、成人、高齢者等の分野の学習事業に取り組んでいます。そして、市民の皆さんのニーズを把握し、ニーズに合ったものを提供していくことが市の務めと考えております。そのため、公民館の各種講座、万葉ホールでの自主事業、図書館の図書購入等、あらゆる分野において苦しい財政状況の中で、どうすれば市民の皆さんのニーズに応えられるか、集い、楽しみ、憩える生涯学習の場を提供できるか、そのような生涯学習の実現に向けて今後も内容を検討してまいりたいと考えております。特に今年度は、人生の余暇を充実して過ごしていただくにはどうすればよいかを検討するため、高齢者大学講座開設の準備経費を計上し、高齢者教育の一助にできるよう検討を行います。  このようなソフト面での提供とともに、市民の皆さんが参加しやすい環境づくりも大切になります。これまで身近な地域の学習の拠点となる地区公民館建設を進めてきたわけですが、地元の皆さんのご協力により、市内で唯一未設置であった鴨公地区におきまして地区公民館の建設に着手をいたします。先ほど述べましたように、鴨公地区公民館はデイサービス施設を併設いたしておりまして、地域に密着した公民館活動、また生涯学習の場の提供とともに、地域に密着した老人福祉の場として大きな成果を上げるものと期待をいたしております。  また、今年度は全国レクリェーション大会が奈良県で開催されます。会場は、本市の橿原運動公園を中心に桜井市、大和高田市等で行われます。この開催経費等も計上しておりますが、このようなイベントの開催は、本市の生涯スポーツの普及に大きな影響を与えます。今後の生涯スポーツ充実に向けての一助にしてまいりたいと考えております。  橿原市は、藤原宮跡、今井町に代表される古代、中世から近世へと連続する、日本のふるさととも言うべき豊かな歴史・文化を有しております。  先人の残した貴重な遺産である文化財をまちづくりの資源として大切に保全し、活用し、後世の市民に継承していくことが重要でございます。そのためには、さらに文化財の調査を推進するとともに、藤原宮跡、今井町に代表される史跡、文化財の保存整備を進め、市民の皆さんをはじめ多くの人々が文化財を通じて、歴史と文化に親しめるような環境づくりが望まれております。  特に、今井町は「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、これまでから精力的に各種事業により歴史的な町並みの保存整備に取り組んでおります。一定の成果が上がっていると判断しているところでありますが、今年度も所要の予算措置をしております。今年度は地区内に今井保育所とデイサービス施設の新設工事に着手します。建設用地で環濠遺跡が発見されました。学術的に見て貴重な遺産でありますので、後世に引き継げるように遺構の保存整備とともに、公園化に要する経費を計上いたしております。約500件ある伝統的建造物の保存修理に対する補助金についても、今井町伝統的建造物群の景観を保全するため、引き続き実施をしてまいります。  この他、史跡丸山古墳、新沢千塚古墳群では、前年度に引き続き公有地化や周辺の保全管理を行います。埋蔵文化財発掘調査は、市域全体が埋蔵文化財の宝庫と言っても過言でない本市にとって重要事項であります。公共事業・民間事業ともに発掘事業に対する要請が増大している現状から、今年度から発掘担当職員の増員を図り、体制強化を図ったところでございます。  その4、「人はみな平等 社会の実現へ」でございます。  日本国憲法及び世界人権宣言には「すべての人間は、生まれながらにして自由・平等である」と明記されております。しかし、今なお個人の尊厳が侵されている現実があります。特に同和問題につきましては、差別問題の根幹に据え、あらゆる差別の解消に向けた諸施策を推進してまいったところでございます。そして、今後も人権を尊重しあう差別のない明るい都市づくりを行うために、市民の皆さんの人権擁護と人権意識の高揚を図り、差別意識の解消に向けた啓発を積極的に推進してまいります。  今年度は「人権教育のための国連10年」の本市行動計画策定に着手します。この行動計画は、お互いの人権を尊重する地域社会を築くため、本市の人権政策の方向と方策を策定するものでございます。これまでに、本市では、人権擁護に関する条例を設置しておりますが、今後もこの条例の理念を徹底し、21世紀が真の人権の世紀になるよう関係機関、団体のご協力を仰ぎながら、啓発活動をはじめ諸施策を強力に推進してまいる所存でございます。  あらゆる差別をなくす取り組みの中で、女性問題については一昨年から女性政策担当係を設置し、策定した「橿原市女性行動計画」に基づき諸事業を進めてまいりました。社会的には環境の変化や女性の意識の高揚に伴い、女性の生活も大きく変化し、地域や社会の各分野で活動する女性も増えてまいりました。国においても昨年、小渕首相の諮問機関、男女共同参画審議会が、男女共同参画社会基本法の制定を提言する答申を出しております。しかし、男女間の不平等な慣習や偏見、固定的な役割分担などが根強く残っているのが現状でございます。真の男女平等社会の実現に向けて、人権意識の啓発に努めるための行政としての取り組みを今年度も継続して行います。その取り組みとして、今年度から新しく女性問題相談業務を開始をいたします。この相談業務は、女性弁護士が相談に応じるもので、同性が対応することで、より踏み込んだ成果が発揮できるものと期待をしております。そして、今年度も重点的に啓発に取り組みますが、特に市民の皆さんも含めた人材育成、女性グループ育成に積極的に取り組みたいと考えております。  これまで小集落地区改良事業を中心とした住環境整備を積極的に行った結果として、同和地区における居住環境は相当改善されてきました。まだ行わなければならない諸事業が残されていますので、これら残された諸事業の早期完了と周辺地域を含む生活環境の改善事業を、生活実態の変化などに対応しながら引き続き積極的に推進してまいります。そして、飛騨小集落地区改良事業は今年度、大久保小集落地区改良事業は平成13年度の事業完了を目指しております。  同和地区内の住居対策として、昨年度から老朽化している日高山団地建替事業に年次的に取り組んでおります。今年度は29戸の建て替えを予定をいたしております。  その5、「空、水 きれいな環境の実現へ」でございます。  橿原市は、歴史的風土の背景である大和三山や貝吹山など、丘陵の緑の空間に包まれたすばらしい自然環境に立地しております。この自然環境を維持するためには、不断の努力と環境問題に対する細心の注意が必要になります。そして、環境問題は人類共通の重要課題となっております。都市活動や市民生活の一つひとつが自然環境や生態系に影響を与え、それが温暖化や酸性雨などの地球規模の環境問題へと発展をしていきます。このように地球規模の環境問題でも、市民の皆さん一人ひとりの自覚と、小さな改善への取り組みの積み重ねが大切になります。  現在、環境問題への取り組みには一人ひとりの取り組みとともに、地方公共団体にも大きな責務があるという認識のもとに諸事業に取り組んでおります。昨年度関係者の深いご理解とご協力により、一般廃棄物リサイクル施設建設に着手し、今年度本格的工事にかかります。完成を平成12年度に予定している(仮称)「橿原市リサイクルプラザ」は、約1万4,000m2の敷地に粗大ゴミ破砕設備・不燃物資源化設備を備えた処理棟と、啓蒙啓発を目的としたプラザ棟を併設し、毎日46トンのゴミ再生処理を目指します。具体的には、処理棟では粗大ゴミを破砕処理して可燃物、不燃物に分け、有価物として鉄、アルミニウムを回収する工程と、資源化物であるカン・ビンを鉄、アルミニウム、透明ビン、茶色ビン、その他のビンの5種類とペットボトルを加えた6種類に選別し、資源として再利用する工程があります。このようなリサイクルシステムを確立することで、市内から毎日排出される約150トンのゴミのうち約17%に当たる25トンのゴミが回収、再生され、ゴミの減量とともにゴミの循環型社会の構築が実現されることになります。この他、プラザ棟では再生可能な家具、自転車等を修理再生して展示、販売したり、ガラス工房ではガラス製作の実体験や情報交換室、研修・学習室等も設けますので、市民の皆さんにもゴミ問題への関心を深めていただけるものと確信をいたしております。今後の建設に際して市民の皆さんのご理解とご協力をお願いをする次第でございます。  (仮称)「橿原市リサイクルプラザ」建設とともに、本市にとって最重要課題でありますゴミ焼却場の施設更新については、ダイオキシン対策も含め、根本的な対策が求められております。昨年度に引き続き、今年度も新しいゴミ焼却場建設のための整備計画等の委託料を計上し、建設に向けての取り組みを進めてまいりたいと考えております。今後、整備計画等の結果がまとまり次第、議会にもご報告を申し上げるとともに、市民の皆さんのご理解とご協力を求めてまいりたいと考えておりますので、ご協力のほどをよろしくお願いを申し上げる次第でございます。  し尿処理につきましては、市民生活の安定からも大切な取り組みであり、今年度も所要の予算措置を講じております。下水道事業につきましては、下水道普及に力を注いでまいりました。今年度末には、普及率で約49%の普及を目指しております。また、供用開始地域の水洗化率の向上に対しても積極的に取り組んでまいります。なお、下水道設置が当分見込まれない地域の水質改善、生活環境向上の観点からも、合併処理浄化槽設置補助制度の可能性についても、今後検討を加えていきたいと考えております。  農業環境の整備は、食料などの生産とともに景観の保全である自然保護、保水能力による水害防止にもつながります。本市の農業形態は兼業農家による米作が主流で、全国各地と同様に後継者が育ちにくい状況にあります。農業の活力を高めることが後継者対策でもあり、自然環境保全にもつながるとの見地から、今年度も土地改良や農道、排水路等の基盤整備とともに、朝市、農業祭等を通じての橿原市の農業振興や、転作事業の奨励等を引き続き実施してまいります。市民の皆さんに好評を得ております市民農園ですが、これまで4カ所を開設しておりましたが、皆さんが趣味の野菜づくりなど余暇利用として楽しんでおられます。2年ぶりになりますが、好評につき今年度新しく1カ所の設置を予定をしております。開設されましたら、土と遊ぶ・親しむ場所としてぜひご利用いただきたいと存ずる次第でございます。  その6番目、「開かれた行政 簡素で効率的な行政の実現へ」でございます。  昨今は情報公開に関する記事が毎日のように新聞紙上に掲載されておりますが、本市におきましても、4月から情報公開制度を実施いたします。昨年度来、実施に向けて組織機構や法制面の整備、施設の改良等に着手し、実施に際して遺漏のないよう万全の準備を進めてまいったところでございます。情報公開制度に関する私の考えは、情報公開できる行政の徹底した執行により、市政の透明性と公正を期することに尽きます。このため各種情報を項目別に分類・整理し、情報を取り出しやすくする文書ファイリングシステムを平成6年度から導入し、市民の皆さんの要望にこたえ得る事務執行を目指し、庁内の改善・改革に鋭意努力をしてまいったところでございます。この結果、4月からの実施に当たっては、情報公開の請求受付と公開の窓口を一つにした総合窓口と、各種の情報が閲覧できる「資料公開コーナー」を本庁舎南館1階に設置し、相談に応じ助言できるようにしております。市民の皆さんの市政参加と信頼の確保を促進し、開かれた市政の実現を目指して着手してまいりますので、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。なお、個人の権利、利益を保護する個人情報保護制度は、平成12年度以降の実施を目指し、今年度中に法制面等の整備を行います。また、情報公開の実施に伴いまして、行政としても内部チェック機能強化のため、監査委員体制の充実を図ってまいりたいと考えております。  次に、行政改革についてでございますが、本来行政改革は行政のあり方を根底から見直し、その新しいシステムの構築を図ることにあります。地方公共団体は現在大きな変動の過程にあります。行政はきめ細かい、そしてさわやかな行政、すなわち高品質で品位の高い内容の行政が求められております。本市の行政に対しましても、これまで以上に質の高い行政運営が要求されております。このことを念頭に置き、きわめて厳しい財政状況の中ではありますが、いかような事情があっても市民生活に直結する行政サービスが、一時の停滞も許されないものだという考えで、平成11年度予算を編成しております。そして、限られた財源を計画的・重点的に配分するとともに、地方分権や社会経済情勢の変化等に適切に対応するため、行財政全般にわたり効率化や事務事業の見直し等に取り組んでおります。  本市には、平成8年12月に行政改革推進委員会からご提言をいただき策定した「橿原市行政改革大綱」がございます。この大綱に基づきまして、年次的に推進を図っておりますが、国においては景気回復を目的とした総合経済対策等を優先されたこともあって、若干後退の感が否めないところであります。しかし、中期的な展望に立った場合、最優先の課題であることには変わりはございません。本市においても、行政改革の数値目標設定の策定とともに、時代に即応した組織・機構の見直しのために、少数精鋭主義を原則に、職員の定員管理、行政需要に対応した適正配置、勤務条件等の検討を、今年度も引き続き実施していきたいと考えております。特に職員採用の抑制、旅費支給内容の見直し、庁用車購入の延伸、一般事務経費の節減等に積極的に取り組んでおります。また、組織機構見直しとしては、今年度に(仮称)財団法人橿原文化事業団の設置に着手をいたします。文化事業団設置の目的は、現在各部で所管している公共施設の管理運営を一元化し、運営の簡素化とともに開館時間の延長、開館日の統一等、より市民の皆さんが利用しやすい体制、機構づくりを目指すものでございます。  また、高度情報化があらゆる分野に広がり、社会生活に大きな影響を与えております。このような情報化のもたらす恩恵を広く市民生活に及ぼすためには、各種情報システムの導入と活用を図る必要があります。本市におきましても情報システムの導入は、行政改革の面でも大きな成果につながるという認識のもとに、積極的に取り組んでおります。今年度から行政事務情報化システム(グループウェア)を稼働させます。これにより情報の共有化が進められ、事務処理の迅速化に成果が上がるものと期待をしておるところであります。  地方分権につきましては、地方分権推進委員会の勧告にありますように、地方自治体に対しての権限委譲はもとよりでありますが、基本的には地方自治体の自由度を増す方向で改革が考えられております。そのためには地方自治体は自立性、自主性を発揮できる基礎的な能力を備えておくことが望まれております。本市におきましても、地方分権時代を担うにふさわしい人材の育成を図るため、今年度も海外研修や自治大学校への派遣を進め、合わせて専門分野の高度化、多様化に対応できる人材づくりを図り、来るべき地方分権時代に備える準備を着実に進めてまいります。  国際化の取り組みとしては、昨年度、中国洛陽市と本市を結ぶ「花の架け橋」とも表現できる洛陽原産の牡丹の寄贈が実現いたしました。現在、香久山公園の一角で順調に生育しております。洛陽市と本市のえにしは、今から千三百年余り前にさかのぼります。近年では、平成7年に開催した「ロマントピア藤原京' 95」に洛陽市長が訪問されたり、民間でも相互の交流が続いております。このような友好親善のあかしとして、昨年、牡丹の苗木300本をプレゼントされました。この牡丹が色とりどりに咲く5月ごろには、市民の皆さんにもごらんいただき、洛陽市に対する自然な親しみを感じていただけることと思っております。そして、牡丹の咲くころに洛陽市長を本市にお招きし、お互いに「友好の大輪を愛でる」セレモニーを開きます。このセレモニー開催時には、市民の皆さんにもぜひご参加をいただきたいものと考えております。  国民健康保険等の各特別会計、水道事業会計につきましても一般会計に準じ、事業の見直しとともに経常経費の節減を図っております。特に水道事業会計におきましては、安定した給水とともに安定した経営が望まれております。そのために、県営水道の受水増量の見通しがつくまで自己水維持のため、必要最小限の古川浄水場の浄水施設一部改修を予定いたしております。  以上、新年度に取り組む施策の概要を申し上げましたが、これに基づいて編成をいたしました平成11年度予算は     一般会計で396億2,100万円     特別会計で266億2,750万円     企業会計で 50億4,193万円     公社会計で 59億6,782万7,000円  で総額で772億5,825万7,000円といたしております。一般会計につきましては、対前年度比1.6%の減になっております。これは国の景気対策の一環として、平成10年度の補正予算を12月、また本3月議会でもお願いをしておるところでございますが、前倒しを行ったことによるものでございます。しかしながら、これまでにも述べてまいりましたように、財政事情の悪化もありますが、歳出におきましては事業の見直しや延伸等の措置とともに経常経費を極力節減に努めております。また、歳入におきましては市税をはじめ極力確保に努めるとともに、なお不足する財源は財政調整基金、ふるさと基金などに求めて歳入歳出の均衡を図ったところでございます。  橿原市発足以来40年以上が経ち、人で言いますならば中年に当たる年でございます。責任ある仕事が一番できる年代にさしかかってまいったところでございます。しかし、これからの数年間が、21世紀の橿原市を形づくるという認識のもとに、非常に財政的に厳しい新年度予算でありますが、全身全霊を傾注して、この難局の時代を乗り切ってまいる所存でございます。そして、本市が将来とも、より豊かに安心して暮らしていける都市として持続的な発展を遂げ、最終目標でございます「健やかで、安心して、豊かに暮らせる街・橿原」が実現できますよう、皆様から一層のご協力を賜りますよう、お願いを申し上げまして、私の平成11年度の施政方針とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 9: ◯議長森本平雄君) これをもって市長の平成11年度の施政方針演説を終わります。 ────────────────────────────────────────
      日程第3 議第2号 橿原市議会議員及び橿原市長の選挙における選挙運動の公費負             担に関する条例の一部改正について 10: ◯議長森本平雄君) 日程第3、議第2号、橿原市議会議員及び橿原市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 11: ◯市長安曽田 豊君) 議第2号、橿原市議会議員及び橿原市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、公職選挙法施行令の一部改正に伴いまして、橿原市議会議員及び橿原市長の選挙における選挙運動の公費負担の限度額を改正するものでございます。  主な改正点といたしましては、選挙運動用自動車の経費につきまして、ハイヤー契約をした場合、1日当たりの使用金額を5万7,800円から6万200円に、レンタル契約につきましては1万5,000円から1万5,300円に引き上げるものでございます。また、選挙運動用ポスター作成の経費についても同じような公費負担の限度額を引き上げるものでございます。  なお、これらの金額につきましては、本条例の公布の日以後、最初に行われる市の選挙から適用されることになるわけでございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 12: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 13: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────       日程第4 議第3号 橿原市監査委員条例の一部改正について 14: ◯議長森本平雄君) 日程第4、議第3号、橿原市監査委員条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 15: ◯市長安曽田 豊君) 議第3号、橿原市監査委員条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、市の行政事務の多様化に伴いまして、監査業務の一層の充実を図るため、委員の定数を現行の2名から3名に変更するものでございます。よろしくご審議のほどをお願いを申し上げます。 16: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 17: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第5 議第4号 橿原市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について 18: ◯議長森本平雄君) 日程第5、議第4号、橿原市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 19: ◯市長安曽田 豊君) 議第4号、橿原市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、4月1日からの情報公開の実施に伴い、橿原市情報公開条例に規定する情報公開審査会の委員の報酬等について新たに定めるものでございます。  報酬額は日額1万2,000円といたしております。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 20: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 21: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第6 議第5号 橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について 22: ◯議長森本平雄君) 日程第6、議第5号、橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 23: ◯市長安曽田 豊君) 議第5号、橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、本市の職員のうち休職者に対する給与等の取り扱いについて改正するものでございます。主な改正点といたしましては、まず結核性疾患により休職する職員については、給与の支給期間をこれまでの3年から2年に。次に心身の故障により休職する職員については、支給期間をこれまでの3年から1年に、さらに支給率をこれまでの100分の70から100分の80に変更するものでございます。  なお、これらの改正については4月1日から実施することにいたしております。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 24: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 25: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第7 議第6号 橿原市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 26: ◯議長森本平雄君) 日程第7、議第6号、橿原市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 27: ◯市長安曽田 豊君) 議第6号、橿原市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、本市の職員の特殊勤務手当につきまして、業務内容及び形態等を再検討し、見直しを行うものでございます。主な改正点といたしましては、税の賦課及び地区公共センターの業務並びに休日夜間応急診療所の業務に従事する職員の手当等を廃止し、さらに保育所業務に係る手当を3,500円から2,000円に改めるものでございます。  なお、これらの改正につきましては4月1日から実施することといたしております。よろしくご審議のほどをお願いを申し上げます。 28: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 29: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────      日程第8 議第7号 橿原市手数料徴収条例の一部改正について 30: ◯議長森本平雄君) 日程第8、議第7号、橿原市手数料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 31: ◯市長安曽田 豊君) 議第7号、橿原市手数料徴収条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、橿原市情報公開条例の規定に基づきまして、橿原市民以外の方などから行政文書の公開請求があった場合の手数料について定めるものでございます。手数料の額といたしましては、1件につき200円といたしております。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 32: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 33: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第9 議第8号 橿原市税外収入金に係る督促手数料及び延滞金徴収に関する条             例の一部改正について 34: ◯議長森本平雄君) 日程第9、議第8号、橿原市税外収入金に係る督促手数料及び延滞金徴収に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 35: ◯市長安曽田 豊君) 議第8号、橿原市税外収入金に係る督促手数料及び延滞金徴収に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、伝染病予防法の廃止に伴いまして、条文中の伝染病に関連する規定を廃止するものでございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 36: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 37: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第10 議第9号 橿原市国民健康保険財政調整基金条例の制定について 38: ◯議長森本平雄君) 日程第10、議第9号、橿原市国民健康保険財政調整基金条例の制定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 39: ◯市長安曽田 豊君) 議第9号、橿原市国民健康保険財政調整基金条例の制定についてでございます。  本件につきましては、本市の国民健康保険事業の年度間の財源不均衡を調整し、資金を積み立てて事業の健全な財政運営に資するため、基金を設置するものでございます。  なお、基金運用から生じた収益は、財政上必要がある時は保険事業費に当てることができるよう定めております。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 40: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。住友議員。
                 (24番 住友 均君 登壇) 41: ◯24番(住友 均君) ただいま市長から提案ございましたけども、この国民健康保険の特別会計そのものについて、いわゆる法律で市民の皆さんの健康の増進、福祉を図るという目的でこういう形にされているわけでございます。ところが今度財政調整基金という形でこの会計の運用をして、その中で余剰金と言いましょうか、一般で言う利益を生んだらそれを積み立てていくという形になっていくわけでございますけども。本来この国民健康保険の赤字の原因と言いましょうか、一番根本的な問題は国の医療費に対する補助率ですね、これが43%から38.5に大きく引き下げられて、それが大きな赤字の原因をつくって、そして、市民の皆さんに健康保険税を引き上げていくという形で桝に合わしてという状況になっているわけでございますけども。そうしますと、こういう基金をつくることによって、そういうますます市民の皆さんに健康保険税を引き上げるとかそういったことで、結局そうなってくると思います。ですから、本来はもっとやっぱり国に対してきちっと医療費の補助率をもっと引き上げるとかそういったことをやっぱり求めていくとか、そして、こういう余剰金についても本来はやはり保険事業ということでありますけども市民に対する保険税の引き下げとか、そういうことで会計そのものをやっていくということが本来の姿ではないかと思うんですけども。それについての基金条例によってそういうこの国民健康保険特別会計そのものが市民の皆さんに保険料という形で負担をこれからも引き上げていくというようなことがあるのかないのか、それについてお聞きしたいと思います。 42: ◯議長森本平雄君) 総務部長、植田君。              (説明員 植田育宏君 登壇) 43: ◯総務部長(植田育宏君) ただいまの住友議員さんのご質問にお答えしたいと思います。  ご承知のように国民健康保険特別会計につきましては、国の補助金あるいは市民から、皆さんからいただきます保険税等によってその会計を均衡収支を図っておるところでございます。そして、本市の現在のここ数年の状況は、税の引き上げ等させていただきまして、ここ数年、繰越金等のあるという状況下にあるわけでございます。しかしながら、この国民健康保険についての医療費の状況につきましては、その年度間によって疾病のはやりというんですか、そのように状況におきまして年度間によってかなりと申しますか変動があることも事実であります。そういう状況下におきまして、現状におきまして繰越金等がある中で、そのような状態におきまして基金等にも積み立てさせていただきまして、今後医療費が増高した場合に対して対応していきたいという状況でございます。そういう状況でこの基金を設けてまいりたいと、このように思っているところでございます。以上でございます。よろしくお願いします。 44: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、厚生常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────          日程第11 議第10号 訴えの提起について 45: ◯議長森本平雄君) 日程第11、議第10号、訴えの提起についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 46: ◯市長安曽田 豊君) 議第10号、訴えの提起についてでございます。  本件につきましては、都市計画事業でございます醍醐1号線の事業実施に伴い、平成8年7月30日に締結をいたしました建物移転補償に関する契約について、相手方の義務の不履行のため、市が当該契約を解除し、すでに支払った前払金の返還を求めるため訴えを提起することにつき、議会の議決を求めるものでございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 47: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 48: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、建設常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────      日程第12 議第11号 橿原伝染病棟組合規約の変更について 49: ◯議長森本平雄君) 日程第12、議第11号、橿原伝染病棟組合規約の変更についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 50: ◯市長安曽田 豊君) 議第11号、橿原伝染病棟組合規約の変更についてでございます。  本件につきましては、伝染病予防法の廃止に伴い、橿原伝染病棟組合の財産処分及び残務処理といった解散準備の協議等を行うため、同組合を暫定的に存続することにつき、共同処理する事務の変更など規約の改正を行うものでございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 51: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 52: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、厚生常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第13 議第12号 平成10年度橿原市一般会計補正予算(第5号)について 53: ◯議長森本平雄君) 日程第13、議第12号、平成10年度橿原市一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 54: ◯市長安曽田 豊君) 議第12号、平成10年度橿原市一般会計補正予算(第5号)についてでございます。  本件につきましては、第1条で、歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、繰越明許費の限度額を定めております。その内容といたしましては、地域振興券交付事業ほか23事業で、総額48億8,129万5,000円の繰越限度額を定めております。  第3条では地方債について借入限度額等を定めております。  続きまして歳出の概要を申し上げますと、総額で15億4,000万円の増額補正をいたしております。その内容といたしましては、景気対策としての国の補正予算等による国庫補助事業等の変更に伴うリサイクルプラザ建設事業が主なものであり、その他といたしまして退職者の増による退職手当、分譲宅地造成事業に借り入れた起債の償還に当てるための減債基金積立金、特定交通安全施設整備事業、飛騨小集落地区改良事業、今井町住環境整備事業等を増額し、電算システム開発支援委託料、国民健康保険特別会計等への組み替えによる介護保険事務処理システム委託料、医療扶助費、扶助等の減少による生活保護費、老朽管敷設替工事費の減少に伴う上水道事業会計出資金等を減額をいたしております。  これに見合う歳入といたしましては、地方消費税交付金、使用料及び手数料、国庫支出金、財産収入、繰越金、諸収入、市債を増額し、県支出金を減額し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 55: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。本件については12人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 56: ◯議長森本平雄君) ご異議なしと認めます。よって、本件については12人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、岡史朗君、松田文治君、長谷川雅章君、福井達雄君、岩佐広子君、浜田紀子君、和田正博君、樫本利明君、高見精一君、槇尾幸雄君、住友均君、竹田清喜君、以上の12人の諸君を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました12人の諸君を予算特別委員会の委員に選任することに決しました。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくため、本会議休憩中に、予算特別委員会を委員会室に招集いたします。  それでは暫時休憩いたします。               午前11時35分 休憩              ──────────────               午前11時42分 再開 57: ◯議長森本平雄君) それでは休憩中の本会議を再開いたします。  休憩中に予算特別委員会の正副委員長の互選を行いました結果、委員長に岡史朗君、副委員長に浜田紀子君が互選されましたので、ご報告申し上げます。 ────────────────────────────────────────   日程第14 議第13号 平成10年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第2               号)について 58: ◯議長森本平雄君) 日程第14、議第13号、平成10年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 59: ◯市長安曽田 豊君) 議第13号、平成10年度橿原市国民健康保険特別会計捕正予算(第2号)についてでございます。  本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、繰越明許費の限度額を3,862万9,000円と定めております。  続きまして歳出の概要を申し上げますと、総額70億30万円といたしております。その内容といたしましては、介護保険に向けた国民健康保険システム改造委託料を国の補助事業で一般会計から組み替えし、老人保健医療費拠出金の増額と財政調整基金積立金を計上し、受診件数等の減より一般被保険者療養給付金等を減額いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、繰越金を増額し、国庫支出金、療養給付費交付金を減額し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。よろしくご審議のほどをお願いをいたします。 60: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 61: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第15 議第14号 平成10年度橿原市老人保健特別会計補正予算(第2号)               について 62: ◯議長森本平雄君) 日程第15、議第14号、平成10年度橿原市老人保健特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 63: ◯市長安曽田 豊君) 議第14号、平成10年度橿原市老人保健特別会計補正予算(第2号)についてでございます。  本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。  続きまして歳出の概要を申し上げますと、総額で8億3,742万9,000円の減額補正をいたしております。その内容といたしましては、医療費支給費等を増額し、制度改正等により医療給付費を減額いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、繰入金、繰越金、諸収入を増額し、支払基金交付金、国庫支出金、県支出金を減額し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。よろしくご審議のほどをお願いをいたします。 64: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 65: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第16 議第15号 平成10年度橿原市公共下水道事業特別会計補正予算(第               2号)について 66: ◯議長森本平雄君) 日程第16、議第15号、平成10年度橿原市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 67: ◯市長安曽田 豊君) 議第15号、平成10年度橿原市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでございます。  本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、繰越明許費の限度額を2億6,900万円から7億3,000万円に変更いたしております。  第3条では、地方債について借入限度額等を定めております。
     続きまして歳出の概要を申し上げますと、総額で9,650万円の増額補正をいたしております。その主な内容といたしましては、国の補正予算に伴う公共下水道事業、流域下水道事業を増額し、水洗便所改造資金貸付基金繰出金、市債利子を減額をいたしております。  これに見合う歳入といたしましては、使用料及び手数料、国庫支出金、市債を増額し、繰入金、諸収入を減額し歳入歳出の均衡を図ったものでございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 68: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 69: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第17 議第16号 平成10年度橿原市駐車場事業特別会計補正予算(第1               号)について 70: ◯議長森本平雄君) 日程第17、議第16号、平成10年度橿原市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 71: ◯市長安曽田 豊君) 議第16号、平成10年度橿原市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。  本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、繰越明許費の限度額を2,000万円と定めております。  続きまして歳出の概要を申し上げますと、総額で700万円の増額補正をいたしております。その主な内容といたしましては、国の補正予算に伴う八木駅南土地区画整理事業地内の駐車場設計委託料を増額し、畝傍御陵前東駐車場の建設工事を減額いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、繰越金を増額し歳入歳出の均衡を図ったものでございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 72: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 73: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第18 議第17号 平成10年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正               予算(第1号)について 74: ◯議長森本平雄君) 日程第18、議第17号、平成10年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 75: ◯市長安曽田 豊君) 議第17号、平成10年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。  本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、繰越明許費の限度額を670万円と定めております。  第3条では、地方債について借入限度額等を定めております。  続きまして歳出の概要を申し上げますと、総額で2億7,990万円の減額補正をいたしております。その主な内容といたしましては、貸付者からの繰上償還に伴う長期債繰上償還金を増額し、貸付件数の減少により住宅新築資金等貸付金を減額いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、繰越金、諸収入を増額し、国庫支出金、市債を減額し歳入歳出の均衡を図ったものでございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 76: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 77: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第19 議第18号 平成10年度橿原市土地区画整理事業特別会計補正予算               (第1号)について 78: ◯議長森本平雄君) 日程第19、議第18号、平成10年度橿原市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 79: ◯市長安曽田 豊君) 議第18号、平成10年度橿原市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。  本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、繰越明許費の限度額を3,680万円と定めております。  続きまして歳出の概要を申し上げますと、総額で3,150万円の減額補正をいたしております。その主な内容といたしましては、駐車場等基本設計委託料を減額いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、分担金及び負担金を増額し、繰入金を減額し歳入歳出の均衡を図ったものでございます。よろしくご審議のほどお願いをいたします。 80: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 81: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第20 議第19号 平成10年度橿原市上水道事業会計補正予算(第1号)に               ついて 82: ◯議長森本平雄君) 日程第20、議第19号、平成10年度橿原市上水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 83: ◯市長安曽田 豊君) 議第19号、平成10年度橿原市上水道事業会計補正予算(第1号)についてでございます。  本件につきましては、まず第2条の業務の予定量中、注水戸数を243戸減の4万2,050戸に、年間総配水量を19万減の1,586万8,000に補正をいたしました。  次に、第3条の収益的収入及び支出中、営業外費用の消費税221万2,000円の増額補正をいたし、収益的支出合計を36億6,215万3,000円に補正をいたすものでございます。したがいまして、収益的収支では4,040万9,000円の純利益となる見込みでございます。  また、第4条の資本的収入及び支出でありますが、資本的支出では第4次拡張費で2,300万円、その他建設改良費で1億4,300万円を減額いたしまして、支出合計を11億8,205万9,000円に補正をいたすものでございます。  一方、資本的収入では企業債、出資金、分担金及び負担金で2億6,550万円を減額いたし、補助金350万円増額いたしまして、資本的収入額を6億8,389万5,000円に補正をいたすものでございます。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足いたします約4億9,816万4,000円は消費税資本的収支調整額2,501万2,000円、当年度分損益勘定留保資金4億7,315万2,000円を補てんすることといたしております。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 84: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 85: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。  暫時休憩いたします。               午前11時55分 休憩              ──────────────               午後 1時03分 再開 86: ◯議長森本平雄君) それでは、休憩中の本会議を再開いたします。 ────────────────────────────────────────     日程第21 議第20号 平成11年度橿原市一般会計予算について 87: ◯議長森本平雄君) 日程第21、議第20号、平成11年度橿原市一般会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 88: ◯市長安曽田 豊君) 議第20号、平成11年度橿原市一般会計予算についてでございます。  平成11年度の一般会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は396億2,100万円といたしております。前年度と対比いたしますと6億3,000万円、1.6%の減となっております。しかしながら、これは国の景気対策の一環として平成10年度の補正予算に前倒しを行ったことによるものでございます。  まず第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、債務負担行為の期間及び限度額を定めております。その内容といたしましては、デイサービス施設建設事業等で2億2,350万円の限度額を設定しております。その他といたしましては、土地開発公社が金融機関から受ける融資に対する債務保証で110億円、橿原市営墓園の使用許可を受けようとする者が金融機関から受ける融資に対する損失保証で2,000万円を定めております。  第3条では、地方債についての借入限度額、利率及び償還の方法を定めております。  第4条では、一時借入金の最高限度額を40億円と定めております。  第5条では、職員に係る人件費について過不足を生じた場合、同一款内での項間の流用ができるように定めております。  次に、歳出の主な内容を申し上げますと、施政方針でも申し述べましたが、6項目の重点施策を基本とした予算編成をいたしております。  まず性質別経費で、人件費につきましては82億4,950万円を計上いたしております。  扶助費につきましては47億8,666万7,000円で、措置人員の増による老人保健措置費等が増えたことにより、前年度に比べ9,019万円、1.9%の増となっております。  また、公債費につきましては46億8,210万7,000円で、市債残額の増加に伴い前年度に比べて3,881万3,000円、0.8%の増となっております。  次に、建設事業費につきましては93億9,768万5,000円を計上いたしております。その主な内容といたしましては、総務費では市内3カ所の集会所設置補助金を、民生費では介護保険制度実施に向けての今井、鴨公地区のデイサービス施設整備事業費、今井、川西保育所の建設事業費を。また、衛生費では資源の循環型社会を目指し平成10年度から着手したリサイクルプラザ建設事業費を、農業費では土地改良事業費を計上いたしております。土木費におきまして主なものといたしましては、昨年度からの継続事業として橿原神宮西口駅の周辺整備事業、日高山団地住宅建設事業、また道路新設改良事業、街路事業、都市公園事業、小集落地区改良事業及び今井町住環境整備事業を計上いたしております。消防費では、災害時に威力を発揮する防災行政無線の設計委託料を計上し、教育費では新沢小学校の第二期大規模改造工事や丸山古墳用地購入費及び鴨公地区公民館建設事業費を計上いたしておりますが、普通建設事業といたしましては前年度に比べ4億421万2,000円、4.1%の減となっております。  次に、その他の経費といたしましては物件費で49億7,617万7,000円を計上いたしております。その主な内容といたしましては、西暦2000年問題に対応するシステムの開発委託等の減や節減合理化により、前年度より4,422万6,000円、0.9%の減となっております。  また、維持補修費につきましては3億6,061万円を計上いたしておりますが、道路また排水路の減により、前年度と比で1億6,965万7,000円、32.0%の減となっております。  補助費等につきましては28億3,189万円を計上いたしております。その主な内容といたしましては、中和広域消防組合負担金及び第53回全国レクリェーション大会運営負担金等が増えたことにより、前年度に比べ1億7,422万8,000円、6.6%の増となっております。  積立金につきましては、ふるさと基金に積み立てておりました地方交付税に算入されます地域づくり事業分の廃止や退職手当基金の積み立ての減により、前年度に比べ2億8,260万9,000円、66.2%の減となっております。  投資及び出資金では、文化事業団法人設立及び老朽管更新事業の推進を図るための上水道事業会計へ出資金等で1億4,967万円。
     貸付金では、特別小口融資預託金及び土地開発公社貸付金等で16億3,250万円。  繰出金では、公共下水道事業特別会計繰出金等で23億9,513万4,000円。  予備費では1,500万円を計上いたしております。  これに見合います歳入といたしましては、市税では150億7,381万3,000円で、前年度に比べ2.0%の減となり、税制改正による恒久的な減税については、その補てんとして市たばこ税の税率引き上げ、地方特例交付金及び減税補てん債を充当をいたしております。  利子割交付金につきましては、金利水準の低下により減少となっております。  また、自動車取得税交付金につきましても、経済事情により大幅な減少となっております。  地方交付税につきましては、平成10年度算定において単位費用のアップ等があったことにより、大幅な増となっております。  市債につきましては、後年度に大きな負担となります元利償還を少なくするために、地方債依存度を10.0%から7.6%に抑えております。  その他の収入につきましては、事業執行に必要な収入額を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  詳細につきましては、予算説明書及び予算の概要をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願いを申し上げる次第でございます。 89: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 90: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第22 議第21号 平成11年度橿原市国民健康保険特別会計予算について 91: ◯議長森本平雄君) 日程第22、議第21号、平成11年度橿原市国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 92: ◯市長安曽田 豊君) 議第21号、平成11年度橿原市国民健康保険特別会計予算についてでございます。  平成11年度橿原市の国民健康保険特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は69億2,040万円といたしており、前年度対比いたしますと4,940万円、0.7%の減となっております。  まず第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条におきましては、一時借入金の最高限度額を5億円と定めております。  次に、歳出の主な内容を申し上げますと、保険給付で47億1,163万4,000円を計上いたしております。  また、保健衛生普及費では医療費の増加抑制を目標に、市民参加型の健康まつりの開催と満40歳以上の被保険者を対象とする脳ドック受診助成事業補助金の充実等を図り、医療費の減少に努めております。  これに見合う歳入といたしましては、国民健康保険税等を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  詳細につきましては予算説明書をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 93: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 94: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第23 議第22号 平成11年度橿原市老人保健特別会計予算について 95: ◯議長森本平雄君) 日程第23、議第22号、平成11年度橿原市老人保健特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 96: ◯市長安曽田 豊君) 議第22号、平成11年度橿原市老人保健特別会計予算についてでございます。  平成11年度橿原市老人保健特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は77億8,880万円といたしており、前年度と対比いたしますと3億7,950万円、4.6%の減となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、医療諸費では77億7,509万6,000円を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、支払基金交付金等を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  詳細につきましては、予算説明書をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 97: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 98: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第24 議第23号 平成11年度橿原市公共下水道事業特別会計予算について 99: ◯議長森本平雄君) 日程第24、議第23号、平成11年度橿原市公共下水道事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 100: ◯市長安曽田 豊君) 議第23号、平成11年度橿原市公共下水道事業特別会計予算についてでございます。  平成11年度の橿原市の公共下水道事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は39億5,890万円といたしており、前年度と対比いたしますと4億3,130万円、9.8%の減となっております。これは国の景気対策により、10年度に補正予算を行ったことにより減額となっております。  まず第1条におきましては、歳入歳出の予算の総額を定めております。  第2条では、地方債についての借入限度額等を定めております。  第3条におきましては、一時借入金の最高限度額を20億円と定めております。  次に、歳出の主な内容を申し上げますと、平成11年3月末に処理区域596.1ヘクタール、処理区域内人口5万9,600人、普及率47.0%が見込まれ、引き続き公共下水道の普及率向上に努めるため公共下水道事業費で18億1,003万9,000円を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、使用料及び手数料等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  詳細につきましては、予算説明書をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 101: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 102: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第25 議第24号 平成11年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算に               ついて 103: ◯議長森本平雄君) 日程第25、議第24、平成11年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 104: ◯市長安曽田 豊君) 議第24号、平成11年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算についてでございます。  平成11年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は2,620万円といたしており、前年度対比いたしますと90万円、3.3%の減となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、JR畝傍駅前用地の長期債元利償還金2,520万円を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、一般会計繰入金を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  詳細につきましては、予算説明書をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願いをいたします。 105: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 106: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第26 議第25号 平成11年度橿原市駐車場事業特別会計予算について 107: ◯議長森本平雄君) 日程第26、議第25号、平成11年度橿原市駐車場事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 108: ◯市長安曽田 豊君) 議第25号、平成11年度橿原市駐車場事業特別会計予算についてでございます。  平成11年度の橿原市駐車場事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は2億3,790万円といたしており、前年度と対比いたしますと3億5,490万円、59.9%の減となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、八木駅前北駐車場、橿原神宮前駅東駐車場及び畝傍御陵前駅東駐車場に係る施設管理費等を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、料金収入等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  詳細につきましては、予算説明書をご高覧いただき、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 109: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 110: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第27 議第26号 平成11年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算               について 111: ◯議長森本平雄君) 日程第27、議第26号、平成11年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてを議題といたします。
     議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 112: ◯市長安曽田 豊君) 議第26号、平成11年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてでございます。  概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は5億2,420万円といたしており、前年度と対比いたしますと770万円、1.4%の減となっております。  まず、第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、地方債についての借入限度額等を定めております。  次に、歳出の主な内容を申し上げますと、住宅新築資金で30件、住宅改修資金で5件、宅地取得資金で30件の貸付金等を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、国庫支出金等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  詳細につきましては、予算説明書をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願いをいたします。 113: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 114: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第28 議第27号 平成11年度橿原市墓園事業特別会計予算について 115: ◯議長森本平雄君) 日程第28、議第27号、平成11年度橿原市墓園事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 116: ◯市長安曽田 豊君) 議第27号、平成11年度橿原市墓園事業特別会計予算についてでございます。  概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は9,040万円といたしており、前年度対比いたしますと6,020万円、199.3%の増となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、墓園施設の管理業務委託料及び120区画の墓園築造工事等を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、使用料及び手数料等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  詳細につきましては、予算説明書をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願いをいたします。 117: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 118: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第29 議第28号 平成11年度橿原市土地区画整理事業特別会計予算について 119: ◯議長森本平雄君) 日程第29、議第28号、平成11年度橿原市土地区画整理事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 120: ◯市長安曽田 豊君) 議第28号、平成11年度橿原市土地区画整理事業特別会計予算についてでございます。  概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は2億770万円といたしており、前年度と対比いたしますと40万円、0.2%の減となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、近鉄八木駅南土地区画整理事業を進めるべく区画整理工事等を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、分担金及び負担金等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  詳細につきましては、予算説明書をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 121: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 122: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第30 議第29号 平成11年度橿原市共有財産処分特別会計予算について 123: ◯議長森本平雄君) 日程第30、議第29号、平成11年度橿原市共有財産処分特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 124: ◯市長安曽田 豊君) 議第29号、平成11年度橿原市共有財産処分特別会計予算についてでございます。  概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は68億7,300万円といたしております。  この会計では内膳町ほか16町の共有財産処分経費を計上したものでございまして、各町地区公益整備事業交付金及び土地開発公社貸付金等を計上いたしております。  詳細につきましては、予算説明書をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 125: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 126: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第31 議第30号 平成11年度橿原市上水道事業会計予算について 127: ◯議長森本平雄君) 日程第31、議第30号、平成11年度橿原市上水道事業会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 128: ◯市長安曽田 豊君) 議第30号でございます。平成11年度上水道事業会計予算についてでございます。  本件につきましては、まず第2条の業務の予定量といたしましては、給水戸数を1カ月、月平均35戸の増加を見込み、平成11年度末で4万2,470戸を予定をいたしました。  次に、年間総配水量では前年度より0.3%の増の1,592万2,000m3を見込み、その74.7%に当たる1,189万6,000m3を県営水道から受水する予定をいたしております。  また、主な建設改良事業の概要といたしましては、第4次拡張事業の配水管埋設工事で2億1,934万円、その他配水管埋設工事で7億5,715万5,000円、古川浄水場改修工事及びその他の工事で1億4,501万6,000円の事業を予定をいたしております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でありますが、収益的収入では総額で37億1,080万3,000円を計上いたしております。  主な内訳といたしましては、営業収益として水道料金等で37億639万8,000円、負担金等の営業外収益で440万5,000円でございます。  一方、収益的支出で総額36億7万8,000円を計上いたしております。  主な内訳といたしましては、営業費用で31億3,404万3,000円、内県営水道受水費は18億1,116万6,000円でございます。また、営業外費用は企業債利息等で4億6,103万5,000円でございます。  したがいまして、特別損失等を加えまして、平成11年度の収益的収支は1億1,072万5,000円の純利益となる見込みでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございますが、資本的支出は総額14億4,185万2,000円を計上いたしております。資本的収入総額は9億4,049万7,000円でございますので、資本的収入額は資本的支出額に対し不足いたします額5億135万5,000円は消費税資本的収支調整額3,479万円を、当年度分損失勘定留保資金4億6,656万5,000円で補てんすることといたしております。  また、債務負担行為としては、平成11年度、12年度で小槻配水場改修工事を予定いたしております。  詳細につきましては、予算説明書及び参考資料をご高覧いただきまして、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 129: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 130: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第32 議第31号 工事請負契約の締結について(川西保育所改築工事) 131: ◯議長森本平雄君) 日程第32、議第31号、工事請負契約の締結について(川西保育所改築工事)を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 132: ◯市長安曽田 豊君) 議第31号、工事請負契約の締結についてでございます。  本件につきましては、市立川西保育所改築工事の請負契約の締結につき、議会の議決を求めるものでございます。  本事業の契約金額は1億8,585万円、契約の相手方は八房建設株式会社・株式会社松村組特定建設工事共同企業体でございます。よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。 133: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 134: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、厚生常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第33 議第32号 工事請負契約の締結について(市営北妙法寺団地建替工事) 135: ◯議長森本平雄君) 日程第33、議第32号、工事請負契約の締結について(市営北妙法寺団地建替工事)を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 136: ◯市長安曽田 豊君) 議第32号、工事請負契約の締結についてでございます。
     本件につきましては、平成10年度市営北妙法寺団地建替工事の請負契約の締結につき、議会の議決を求めるものでございます。  本事業の契約金額は4億3,155万円、契約の相手方は株式会社平成建設・株式会社松本組・かとう建設株式会社特定建設工事共同企業体でございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 137: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 138: ◯23番(青木光治君) まず1点目として、契約金額が適正どうか審議するために、設計金額の上限金額、下限金額、これを示した資料を要求いたします。これはほかの請負契約31号、33号、34号についてもあわせて要求いたします。  また2点目といたしまして、請負契約の相手方の中に松本組が入っておりますが、松本組は白橿町で市の所有する土地を違法に占有しており、現在も住民と争っております。1月27日の奈良地裁の判決でも、松本組の土地占有は違法であり、この土地を市に明け渡すよう判決が言い渡されました。こうした違法を働く業者に市の工事を請け負わせるのは不適切だと思いますが、市の考えはいかがでしょうか、お答えください。 139: ◯議長森本平雄君) 樫本建設部長。              (説明員 樫本正彦君 登壇) 140: ◯建設部長(樫本正彦君) ただいまのご質問の中で、まず設計金額の上限という表現をされたわけでございますが、設計金額につきましてはすでに公表いたしました。上限下限はございません。設計金額につきましては、たった一つでございます。たぶん予定価格ということをご指摘されとるんじゃないかと思われますが、予定価格につきましては公表しておりません。ただし、ご希望の方につきましては管理課のほうでお見せするということについては拒否しないと、こう思っております。  予定価格をなぜ公表しなかったかということにつきましては少し説明をさせていただきたいと思います。  今回、予定価格であるのか設計金額であるのかという議論がございまして、国や県ではいわゆる設計価格の直接工事費を公表しようと、そういう動きがあるわけでございます。ただ、直接工事費と言いますと諸経費並びにもうけと言いますか一般の経費というのが含まれておりませんので、専門家はよくわかろうかと思いますが、一般市民は非常にわかりにくい、こういうこともございます。今回のねらいは、やはり市外業者も対象にしながら、やはり公平に市民であり同じように納税者であるということを公平に扱いたいということから、すべての皆さん方に知っていただくということにしますと、諸経費を入れるほうが非常にわかりやすいんじゃないかと、このように思われたわけでございます。  そこで、予定価格を公表しないのは、例えば入札して落札しないということはあるわけでございます。例えば一般的に言います歩引きというのがあるわけでございますけれども、国ではこれを禁止しとるわけでございます。将来は限りなく設計金額であり予定価格ということを目指したいわけでございますけれども、現在の段階ではどうしても一般的に採用されてるわけでございますし、我々も過去の経緯がございます。したがいまして数%の歩引きはやっておるわけでございますが、それも知らせてしまいますと、これはすべてが業者の一方的な有利になる。そうしますと同じ納税者である一般市民はどうなのかとこういう疑問も生じてくるかと思われまして、今回はそれを公表しない。で、そのかわりに入札は1回とし、落札しない場合は改めて入札を指名替えをしてすると、こういうことが主なねらいでございまして。すでにオンブズマンと言われる方々から問い合わせもございます。そのことのお問い合わせもあったようでございますけれども、一応のご納得はいただいたと、こういう思いでございます。さらに、県や国のほうからは橿原市がやったということで関心がございまして、そういう問い合わせもございましたので、近いうちに県や国も何らかの形で出てくるだろうとこういうふうに思われるわけでございます。で、全国的には約20市ぐらいの公表し、何らかの形で前向きにという状況でございます。その中で、極端なのは四十数%で落札したと、こういう事例もございます。ただ、予定価格を公表すれば設計価格は公表しないと、どちらかの採用をされているように今のところつかんでおります。そのような関係がございまして、ただいまのお答えとさせていただきたいと思います。どうかご理解をよろしくお願いいたします。  もう1点の松本組の件でございますが、現在、控訴されているわけでございます。で、私どもとしては裁判所並びに弁護士さんとも協議させていただいた結果、やはりすべてにおいていわゆる結果が出てからと、こういうことで今のところずっと動いている関係上、そういう結果に出てから、その後において指名停止等の問題もあろうかと思いますが、現在のところは法的に有効でございますので採用させていただいております。よろしくご理解をお願いします。 141: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、建設常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第34 議第33号 工事請負契約の締結について(市営日高山団地建替工事) 142: ◯議長森本平雄君) 日程第34、議第33号、工事請負契約の締結について(市営日高山団地建替工事)を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 143: ◯市長安曽田 豊君) 議第33号、工事請負契約の締結についてでございます。  本件につきましては、平成10年度の市営日高山団地建替工事(第4工区)でございます。請負契約の締結につき、議会の議決を求めるものでございます。  本事業の契約金額は4億4,205万円、契約の相手方は岩尾建設株式会社・ヒロタ建設株式会社・株式会社森本組特定建設工事共同企業体でございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 144: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 145: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、建設常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第35 議第34号 工事請負契約の締結について((仮称)曽我川緑地体育館新              築工事) 146: ◯議長森本平雄君) 日程第35、議第34号、工事請負契約の締結について((仮称)曽我川緑地体育館新築工事)を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 147: ◯市長安曽田 豊君) 議第34号、工事請負契約の締結についてでございます。  本件につきましては、(仮称)曽我川緑地体育館新築工事の請負契約の締結につき、議会の議決を求めるものでございます。  本事業の契約金額は12億1,275万円、契約の相手方は株式会社浅沼組・株式会社森本組の特定建設工事共同企業体でございます。どうかよろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 148: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 149: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は、建設常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第36 報第1号 平成11年度橿原市土地開発公社事業計画の報告について 150: ◯議長森本平雄君) 日程第36、報第1号、平成11年度橿原市土地開発公社事業計画の報告についてを議題といたします。  報告の朗読を省略いたします。  市長から、報告の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 151: ◯市長安曽田 豊君) 報第1号、平成11年度橿原市土地開発公社事業計画の報告についてでございます。  本件につきましては、平成11年の3月1日に開催されました橿原市土地開発公社の理事会におきまして議決されましたので、ここにご報告を申し上げる次第でございます。  本年度の主たる事業といたしましては、同和対策推進事業用地、土地計画等公共事業用地及び市道路改良事業用地並びにその他公共事業用地で、23億9,897万3,000円の先行取得でございます。その他の事業費用と合わせまして総事業費は51億6,684万2,000円でございます。よろしくお願いを申し上げます。 152: ◯議長森本平雄君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 153: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わり、報第1号の報告を終わります。 ────────────────────────────────────────   日程第37 報第2号 平成11年度財団法人橿原市都市施設整備管理公社事業計画              の報告について 154: ◯議長森本平雄君) 日程第37、報第2号、平成11年度財団法人橿原市都市施設整備管理公社事業計画の報告についてを議題といたします。  報告の朗読を省略いたします。  市長から、報告の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 155: ◯市長安曽田 豊君) 報第2号、平成11年度財団法人橿原市都市施設整備管理公社事業計画の報告についてでございます。  本件につきましては、平成11年3月1日に開催されました財団法人橿原市都市施設整備管理公社の理事会におきまして議決されましたので、ここにご報告を申し上げるものでございます。  本年度の事業といたしましては、市営斎場、市営香久山墓園、香久山公園、橿原市昆虫館、橿原市香久山体育館、万葉の丘スポーツ広場、市営駐車場及び市営自転車駐車場、橿原運動公園の管理運営を行うものでございます。事業費の総額は8億98万5,000円でございます。よろしくお願いを申し上げます。 156: ◯議長森本平雄君) 報告は終わりました。ご質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 157: ◯議長森本平雄君) これをもって質疑を終わります。報第2号の報告を終わることにいたします。  この際、建設部長より発言を求められておりますので、これを許可いたしたいと思います。              (説明員 樫本正彦君 登壇) 158: ◯建設部長(樫本正彦君) 失礼いたします。先ほどの青木議員さんの答弁で一部私が勘違いしておったこともございますので、再度その点についておわびし訂正をさせていただきます。  予定価格の公表についての管理課で備えているのを見ていただくという発言をいたしたわけでございますけれども、これにつきましてはもう少し、現在のところ先ほど言いました趣旨もございまして、いわゆる財源の問題もいろいろ工夫する中で、できるだけ低廉化を目指したい関係もあり、安定するところを見当たるまでしばらく検討をしてみたいということで、来年度の後半ぐらいには何とかそういう方向を出したいと、このように思っておりますので、どうかご理解をよろしくお願いいたします。 159: ◯議長森本平雄君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。本日はこれにて散会し、あすから改めて通知するまで休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 160: ◯議長森本平雄君) ご異議なしと認めます。よって本日はこれにて散会し、あすから改めて通知するまで休会とすることに決しました。  それでは、本日はこれにて散会いたします。                午後1時47分 散会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...